2018年5月30日(水)入居者様向け勉強会「看取りについて」

今回のブログでは、先月末に開催した入居者様向け勉強会について紹介します

 

この勉強会はこれまでも数回、開催しています

前回開催した勉強会のテーマは「誤嚥性肺炎」についてでした(気になる方は、2017年9月のブログをご参照ください(^^))

 

職員は外部の研修会に参加する事があります。そこで学んだ中で、入居者様にも身近なテーマの内容について研修を受けた職員が“講師”となって、入居者様にお伝えしています

 

今回のテーマは「看取り」についてです

 

当施設の入居者様の平均年齢は85歳です。そして、90歳を超えられている方は23名様いらっしゃいます

みなさんまだまだお元気ですが、少しずつ自身の体も変化したとおっしゃる方も少なくありません

世間でも「終活」「エンディングノート」など“人生の最期をどう迎えるか”について考える事が、オープンとなってきています

 

難しいテーマでもありますが、「向き合ってみるいい機会だから」と27名様が参加されました

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「看取り」の定義と緩和ケアについて説明した後に、施設での看取りを選択した場合に施設ではどんな事ができるのか、という話がありました

 

 

「看取り」とは、『無益な延命、治療をせずに、自然の過程で死にゆく高齢者を見守るケアをすること』だそうです

 

施設では、終末だけのケアが看取りとは考えていません

“その人らしい”終末を迎えるお手伝いをするためには、「その人らしさ」「好み」「望み」を知る必要があります。普段の様子の見守りや健康状態のチェック、

その記録の積み重ねは、すべて終末ケアに繋がるものだと考えています

また、ご本人と施設だけの問題ではありません。ご家族様とも方向性を確認していく必要があります

 

この勉強会で、施設での看取りがどのような段階を経て形作られるのかを知っていただければ幸いです

また、皆様方がご自身と向き合う良い機会になれたら、と思います

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